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空知丸 (初代) : ミニ英和和英辞書
空知丸 (初代)[そらち]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
: [まる]
 【名詞】 1. (1) circle 2. (2) full (month) 3. (3) perfection 4. purity 5. (4) suffix for ship names 
: [はつ]
  1. (n,adj-no,n-suf) first 2. new 
初代 : [しょだい]
 【名詞】 1. first generation 2. founder 
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

空知丸 (初代) ( リダイレクト:檜山丸 (初代) ) : ウィキペディア日本語版
檜山丸 (初代)[ひやままる]

檜山丸(ひやままる、Hiyama Maru)は、日本国有鉄道(国鉄)青函航路車両渡船で、洞爺丸台風で失われた車両渡船を補充するため急遽建造された2隻の車両渡船の第1船。
本格的な青函連絡船としては初めてのディーゼル船で〔1946年3月から1948年2月まで米軍貸与によるディーゼルエンジン駆動のLST戦車揚陸艦)を改造した車両渡船が就航していた:青函連絡船栄光の航跡p321 北海道旅客鉄道株式会社1988〕、同型船に空知丸(そらちまる)があった。
ここでは檜山丸と空知丸について記述する。なお、ここでの檜山丸、空知丸はいずれも初代で、2代目については渡島丸を参照のこと。
== 檜山丸型車両渡船建造までの経緯 ==
1954年(昭和29年)9月26日の洞爺丸台風により、車載客船洞爺丸、車両渡船北見丸、同日高丸、同十勝丸、客載車両渡船(デッキハウス船)第十一青函丸の5隻が沈没した。洞爺丸以外の4隻は貨車航送能力の大きい車両渡船であり、青函航路の貨車航送能力は激減し、滞貨の山ができてしまった。 
沈没した5隻の潜水調査が1954年(昭和29年)10月に行われたが〔洞爺丸海難誌p167 国鉄青函船舶鉄道管理局1965〕、船体が3つに破断していた第十一青函丸以外の4隻については、当初は浮揚後復旧再使用の見込みであった〔洞爺丸海難誌p223 国鉄青函船舶鉄道管理局1965〕。しかし、復旧再使用するにしても、翌1955年(昭和30年)の秋冬繁忙期までの再就航は到底望めず〔最も早く浮揚復旧工事完成の日高丸でも再就航は1956年4月1日であった:洞爺丸海難誌p243 国鉄青函船舶鉄道管理局1965〕、それまでの貨車航送能力の相当程度の回復のため、同年12月頃、国鉄はとりあえず車両渡船2隻新造の方針を固め〔洞爺丸海難誌p243 国鉄青函船舶鉄道管理局1965〕、1955年(昭和30年)2月5日、新三菱重工神戸造船所浦賀船渠へ1隻ずつの建造を発注した〔篠田寅太郎 新造青函連絡貨車渡船 交通技術10巻10号p14 1955〕〔古川達郎 連絡船ドックp63 船舶技術協会1966〕。これが、檜山丸と空知丸で、檜山丸が4日早く竣工し、第1船となったため、この2隻は檜山丸型と呼ばれた。なお、終戦直後に建造された5隻の客載車両渡船・車両渡船の名称は、北見丸など北海道の旧国名であったが、檜山丸、空知丸はともに当時の北海道の支庁名〔1897年11月の支庁設置から2010年4月1日に(総合)振興局になるまで存在した北海道庁の出先機関〕であった。また沈没した客載車両渡船・車両渡船4隻のうち、当初から復旧断念の第十一青函丸のほか、北見丸の復旧も後日断念されたため、結果的に檜山丸型2隻は、これらの代替船ということになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「檜山丸 (初代)」の詳細全文を読む




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